アイルランドで髪を切るということ

先週末は、雨と風(暴風雨)のすごい天気だった。

クリスマスのころよりずっと寒く、とにかくこちらの雨は横殴りガーン状態
(横斜め60度ぐらいで吹き付けてくる)なので、

傘をさして歩けない。

じゃあどうすればいいのか。

1.傘をささない。

  これはぬれるけど、しっかり歩けます。

2.普通の傘を使う。

  こちらぬれは少なくなるけど、傘が捲くれあがって、
  壊れる可能性大。

3.ふつうじゃない傘を使う。

  なんでも、ちょっとお値段は高めだけど、
  風で捲くれあがらない傘、というものがあるんだそう。
  (うちの傘はほとんど壊れてるので買わなければ。。)

   60MPH Windproof Umbrella↓(アマゾンUKで18ポンド)
 

昨日はあまりの天気の悪さに、子供たちも一日中家で過ごす。

こういう日は、暖かい暖炉がある家に住めて幸せだなーと感じる。

雨と風で大変だろうから、いつもごはんをあげてる野良猫さんたちにも多めに
ご飯をあげる。

が、2日もあまり家から出れないと、私はいらいらしてくる。

で、ふらっと日曜日の暴風雨のなか、美容院へ髪を切りに行った。

こちら(ダブリン)には、日本人の経営している美容院はない。

アイルランドに引っ越してきたばかりのころは、日本からワーキングホリデーなどで
こちらに来ていた方に、自宅まで来てもらって切ってもらったりしていた。

(こちらみんな口コミ)

それなりのカットにはなるけれど、なにせ自宅できってもらうので、ブローとか
はなしで、日本人というだけで、「日本のようなサービス」とまではいかない。

こちらのアイリッシュのちょっとおしゃれなヘアサロンなどへ行けば、
軽くシャンプーカットで60ユーロ(日本円で7000円ぐらい)はかかる。

プラスチップ。

できれば頻繁に行きたいカットで、ちょっとこの値段は気が乗らない。

プラス、アジア人だからということで、なんかとても不自然なカットになることもある。

なので、私はもっぱらこちらの「中国系」のヘアサロンを利用している。

値段が低めなのと、なにより「同じアジア人」に、髪を切ってもらう安心感
がいい。

たいていは、シティーセンターの中国系のところで切ってもらうのだけど、
最近は近所のヘアサロンも試してみたのだ。

お隣のおばあさんが、ビレッジ(街の中心街のこと)に新しいヘアサロンができて
安くてよいよ、と聞いた。(安くて、というところがみそ)

その前に他の近所のヘアサロンで切ったのだけど、カットは良かったけど、
忙しかったのか、カスタマーサービスがあまりよくなかったので、
その「新しいところ」とやらを試してみたのだ。

それが、クリスマス前のこと。
たまたま行った日に、新しいスタッフらしき男性が担当することに。
「これこれこういう風に」とお願いすると、
「オーケーオーケー」ととても愛想がいい。

大丈夫そう、と安心していると、

なんだか手つきが怪しい。びっくり

あっちを切ったり、こっちを切ったり、

まるで思いつきで切っているようなのだ。

もう終わりかなっとおもうと、

またこちらをチョキチョキ

あちらをチョキチョキ。

で、できあがりは、

えーーーー。アセアセ

どこもかしこもレイヤーが入っていて、
なんのスタイルが不明。

もちろん、最初に頼んだスタイルとはかけ離れている。。

ま、しょうがない、と家路に着いた。

あきらめずに、

カーラーを巻いたり、
ジェルをつけたり
したけど、

全然だめ。

それでも2ヶ月我慢した。

で、昨日のヘアサロンへ。

以前の対応は悪かったけど、
変なスタイルにされるよりはまし!
と、出かけて行った。

予約なしで行ったので、1時間近く待たされたけど、

出来上がりはいい感じ。

切ってもらっている途中で、

「この前はどこで髪を切ったのですか」

と聞かれた。

やっぱ分かるー?と叫びたい気持ちに押されながら、

「ああ、近くのところで」とだけ答えておいた。

いやーまたいい経験をしました。

ララランド

2月24日に日本でも公開される「ラ ラ ランド」を観にいった。

 


舞台はロスアンジェルス、売れない女優ミアとジャズピアニストとの恋をミュージカル形式で描いた素敵な映画。

(ここからネタばれ注意)

予告編ではでていないのだけど、こちら、映画のプロットがいくつかあり、
「もしこうなっていたら?」という登場人物の物語の中での選択が、また話しの中の話を
作っていく。

この、「もしこの時、こうしていたら」の最後のシーンが泣けた。
まるで、メイトリックス!
 
 

映画を観終わってから、この素敵な主人公(ジャズピアニスト=セバスチャン)を演じた
ライアン ゴスリングについて調べた。

彼は、13歳ごろまで、友達と呼べる友達もいなく、ADHDで、1年間、お母様が自宅で勉強を教えたそう。(そのお母様は今は教員になっているそう)

ハリウッドのアクターの中には、ADHDだった、という人がたくさんいるものだが、
ADHD=人と違う=悪いこと、
と一概には言えないな、と思う。

もう一つ、こちらの映画で、ライアン ゴスリングがピアノを弾くシーンが何度もでてくる。

私はてっきり、「口パク」(弾いたふりをしている)と、思って観ていたのだが、
なんと!
彼自身が弾いていたそう。

1日2時間、ピアノの練習を2ヶ月間したそう。

以下英語の映画予告:
 
 

旧正月 その4:定期的な運動 続き アイルランド式?

定期的な運動につい書いたが、

天気が優れない冬、

公園でも遊べず、

家の中にいる時間が増えるのは

定期的な運動をすることは

小さい子供にとっても

大事なこと。

先日学校から、

クラスでもこんなエクササイズをしています。

とお便りをもらった。

こちら↓

 

 


アイルランドは、公用語が、英語とアイルランド語なので、
(標識も2つ書いてある)

同じエクササイズをアイルランド語でも観れます。
https://youtu.be/S6qAakq6l9M

旧正月その4:定期的な運動

旧正月を過ぎて、自分と約束したことが3つある。

そのうちの一つは:定期的な運動をすること。体重が○○キロになること。

アイルランドの冬は、寒いだけでなく、冬の日照時間が極端に少ない。
(日本の冬は寒いけれど、太平洋側なら、カラッと晴れた冬の日は多いと思う)

f:id:Ayhar108:20170210185232j:plain
http://www.pixael.com/en/pictures/under-the-rain-dublin-ireland/27991883956)

こちらの気候に慣れるのに、少なくとも5年はかかった。毎日暗い、寒い、
午後は3時半ごろから暗くなる毎日が4月ごろまで続くのだ。

最初は、とにかく気が滅入った。調べてみると、日照時間が少ないことで、
SAD (季節性情動障害=Seasonal Affective Disorder)になることもある。

これに効くのが、ビタミンDの摂取と日光にあたることだ。

下の子が生まれた時は、病院で、液体のビタミンDの摂取を歯や骨の
発育のためにもすすめられた。

自身でも、日光に似た光がでる機械など試してみたが、一番あっていたのは、

「定期的な運動をすること」

だった。

寒くてくらいと、ついつい外に出なくなりがちだが、とにかく一日一回は体を動かす、
早足で歩く。

去年から始めたヨガやサーキットトレイニングで調整する。

去年、帰省した際に、MR.ストレッチというところで、ストレッチの指導を受けた。

トレーナー兼、長年ダンサーもしておられるその方は、
(40代のその方は年齢よりもずっと若く、フィットに見えた)

「娯楽に時間を使うのと同じように、自分の体を維持する時間を設けるのは大切」

とおっしゃっていた。

忙しい毎日を過ごしていると、つい食べ過ぎたり、運動不足になる。

定期的な運動をすると、とにかく気分がいい。

これが習慣化されると、運動をしないと、

まるで、体が「ねえ、散歩に行こうよ」

と語りかけてくるように、自分の体と対話できるようになってくる。

ついでに体重も去年の夏(過去最高体重)から4キロ落ちた。

この調子で運動を続ける。

旧正月 その3 科目選択

上の子は、こちら現地中学(セカンダリースクール)の1年生だ。

 

先々週学校から、来年度(今年の9月)からの科目選択の連絡を受けた。

 

アイルランドでは、中学3年生が終わると、ジュニアサートという総合判定の試験があり、中学6年(日本でいう高校3年)が終わると、リービングサートという試験がある。

 

このリービングサートは、標準レベルまたはハイアーレベルで試験を受ける。

ハイアーレベルで受験すると、20%ぐらい点数が多くなる。

 

全部で6科目以上のテストを卒業後の6月の一ヶ月に渡って受験する。

 

要領のよい子は6科目以上受けたりするが、

 

このいい点数の科目上から6科目の

合計点で、自分の希望していた学部(大学)の合否が決まる。

f:id:Ayhar108:20170209192103p:plain

中学3年生のジュニアサートはその下準備ともいえる試験。

 

この試験科目に備えるために、中学2年で科目の選択が行われる。

 

(各学校により、システムの違いは多少ある)

 

必修科目は、国語(英語)、算数、科学、地理、歴史、宗教、道徳、体育、アイリッシュ語

 

選択科目は、フランス語、ドイツ語、家庭科、ビジネス、アート、音楽の中から3つ選択する。

 

わが子の学校では、人気のある科目は、家庭科とドイツ語だそうだ。

 

わが子は語学はフランス語、音楽は好きなので絶対にとりたいそう。

 

残る、「ビジネス」と「家庭科」で迷っている。

 

「ビジネス」は好きなわけではないけど、とにかくテストの成績がいい。

 

「家庭科」はおもしろいけど、いろいろ準備が大変。

(こちらの学校は調理実習など、すべて各自用意していかなければならない)

 

ふと思った。

 

私が中学生の時、こんなに選択肢があったかな、と。

 

おぼろげに、高校のころ、アートがやりたい、と思っていたけど、

 

「そんなの勉強したって、お金にならない」

 

という無意識の刷り込みもあった。

 

中学生にして、将来を見据えて、各人が「選択」をしていく。

 

学校の科目選択説明会では、将来のこの国の求職状況などの情報も提供された。

 

こういう面では、大変恵まれているな、と考える。

 

いろいろもめたけど、(というか、私の意見を通したかった?)

 

最終的には本人の意思に委ねたい。

2017年旧正月 その2

ここ最近の動向、その2:

 

もう長いこと「自分探求」を続けてきたのだが、ニコ

 

ここらで大掃除してみたくなった。

家の中の必要のないもの、

物置においてあることさえ忘れていたもの、

できるだけ(家族に怒られない程度で)処分した。

 

と、同時に、2月1日の「共同創造の時代」のエネルギーを受け取る、

というものにサインアップした。

 

f:id:Ayhar108:20170209185208j:plain

 

こちらは、フルトリニティー が開催されていて、

 

今までの、

「じぶんらしさ」=「幸せ」という生き方を

 

続けていくことへの「違和感」、「惰性感」から

 

「共同創造」という時代へ「シフト」していく、ということ。

 

言葉では表現しづらいのだけど、

 

簡単に言えば、

 

もうすでに、

 

「自分さえよければ」

とか、

「お金さえもうかれば」

とか、

「社会が決めた幸せ」

そして、

「そう教え込まれてきた」

 

時代が終わろうとしている、

 

ということなのかな、

 

と感じる。

 

そして、この後まもなく、

 

長いこと無意識のうちに、

 

たてられなかった

 

自分の未来像が、

 

くっきりと

 

浮かんできた。

2017年旧正月 その2

ここ最近の動向、その2:

 

もう長いこと「自分探求」を続けてきたのだが、ニコ

 

ここらで大掃除してみたくなった。

家の中の必要のないもの、

物置においてあることさえ忘れていたもの、

できるだけ(家族に怒られない程度で)処分した。

 

と、同時に、2月1日の「共同創造の時代」のエネルギーを受け取る、

というものにサインアップした。

 

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こちらは、フルトリニティー が開催されていて、

 

今までの、

「じぶんらしさ」=「幸せ」という生き方を

 

続けていくことへの「違和感」、「惰性感」から

 

「共同創造」という時代へ「シフト」していく、ということ。

 

言葉では表現しづらいのだけど、

 

簡単に言えば、

 

もうすでに、

 

「自分さえよければ」

とか、

「お金さえもうかれば」

とか、

「社会が決めた幸せ」

そして、

「そう教え込まれてきた」

 

時代が終わろうとしている、

 

ということなのかな、

 

と感じる。

 

そして、この後まもなく、

 

長いこと無意識のうちに、

 

たてられなかった

 

自分の未来像が、

 

くっきりと

 

浮かんできた。