2017年旧正月 その1
1月20日から、旧暦のお正月を過ぎ、今日は2月7日。
なんかあっという間だなあ。
ブログもアメブロからはてなブログに移動する、と宣言しながらはてなブログの方もサイトの管理が終わっていない状態。
その間、やっぱりワードプレスの方がいいよ、なんて声も聞こえてきて、まだ宙ぶらりん状態。(こちら近々に落ち着く予定)
で、この間私はなにをしていたのか。
①子供の学校探し:今年小学校付属の幼稚園に通っているのだが、(思いがけないことに)、父母面談で、理想的には今年9月から(とってっきり私は思っていた)小学校入学(こちらは4歳から)をもう一年遅らせたほうがいいとのこと。
理由は、誕生日が5月後半なので、もう少しいろいろ成長してからの方がいいスタートをきれるのでは、ということ。
アイルランドは、基本的に6歳までに小学校を始めればいいので、わが子はあと2年ほどある。
健康検診に行った際も、看護婦さんに聞いてみた。
彼女いわく、子供は遊ぶことがまさに学び。6歳ぐらいまではおもいっきり遊ぶほうがちょうどいい。アメリカでもそういう研究結果がでているとか。
主人も我が子はあと1年学校を遅らせた方がいいのでは、ということで、急遽来年の学校探しが始まった。
今通っている学校に続けて通わせてもいいのだけど、学校をとても楽しんでいるわが子には少し時間が短い。
来年も通うとなると、また最初の一ヶ月は1時間だか(慣れるまで学校は短い)など、できれば別の学校を探したい、と思う。
ふたをあけてみると、いわゆる保育所というものはいくつもあるのだけど、就学前の子のみを預かって、午前中だけみてくれるところは非常に少ないことに気がついた。
もし1日中開いているところに預けるとなると、クラスというものがなくて、わが子のみお昼ごろ帰る、ということにもなるのだ。
それって嫌がるだろうな、とわが子の顔を思い浮かべながら考える。
で、いくつか問い合わせをしたのだけど、なかなか連絡がつかない。
(こういうところはとてもアイリッシュだな、と感じます)
ようやく連絡をつけて見に行ったところは家庭の一部屋でこども11人ぐらいをみているところ。
先生はよさそうなんだけど、寒い日に、何人かの子供が一部屋で遊んでいて、ちょっとむっとする空気を感じてしまった。
特に今通っている学校が施設的には恵まれているのでそう感じてしまうのかもしれない。
もう一つ自宅の近所の託児所は、電話をしてもでないし、メールの返信も、個人的なことをあれこれ聞いてきて、見学さえできなかった。
最後に、自転車でも通えそうなところに連絡がついた。
一度子供と一緒に歩いていったのだが、グーグルマップが間違っていて(そんなことってあるの?)、ぐるぐる歩き回った末にたどり着けなかった。
日を改めて、行ってみると、小さいながら、子供たちが楽しそうに遊んでいる。先生も一人だけでなく二人。
なにより、先生の心の温かさが感じられた。
「ここだ!」
とピンときて、さっそく申し込み書をだしてきた、というわけだ。
ほっ。
その2へ続く。
アウトプットする理由ー海外教育事情
アメブロよりこちらのはてなブログへお引越しさせてもらってから更新が滞ってしまった。
アメブロは約3ヶ月前、自分自身が学んできたことをもっと「アウトプット」しよう、ということで始まった。
学ぶことは生来大好きなのだけど、それを実践に生かしきれていなかった。
そこがうまく廻っていないので、自分のポジションは、大きな変化はなかった。
同じことをしながら、違う結果はでない、というわけで、
「アウトプット」および「海外教育事情」など、情報発信スタイルのブログにすべく、引越ししました。
また会えました
先週偶然、一日のワークショップに参加できた。
経緯も本当に偶然で、2日前にワークショップのお知らせをたまたま見かけて、いつもは休みでない主人がその日はお休みで、とんとん拍子で参加することができた。
このセンター、アイルランドで訪れるのは初めてなのだけど、以前、サンフランシスコに住んでいた時におじゃましていた時期がある。
今思い出すと、なんだか笑えるのだけど、そのセンターにエリザベスという先生がいて、その方が毎週一回、私のためだけに時間を設けてご指導してくれていたのだ。
どうしてそういうことになったのか、あまり細かいことは思い出せないのだけど、頭の片隅に、
「ああ、こういうところもあったなー」というのがあったのだ。
こちら、宗教ではなく、実際は、ただ、ただ、自分の心を静かに(サイレント)していくことによって、「本当の自分と繋がる」というメディテーションをする場所や会合を提供している。
ただ今回はワークショップということで、ロンドンから講師を招待してのトーク、メディテーションだった。
ワークショップの題名は
日本語でいうと、「どうやって出口のない競争からぬけでるか」とう感じか。
おもしろいことに、ワークショップの最初は、日本でもよく引用される、「マズローの法則」
がでてきた。
画像はWikipediaより
で、私たちが普段、「引き寄せの法則」や、「叶えたい夢」、「願望」を持っている場合、
表の三角でいうと、下の段(2段目から5段目)からの願いであることが多々あるという。
例えば、「お腹がすいた」→「なにか食べたい」 (一番下の段の「身体的な要求)
それが満たされると今度は例えば「住むところ」、「着るもの」、(下から2段目の「安全要求」)
そして「友情」「家族」など「属性要求」(下から3番目)
最後は下から4番目の「自己肯定力」=自分はできる、自分に自信がある、他者を尊敬、尊重する。
でも、講師のから言うと、世の中のほとんどの人が下から4番目までの自己実現はできるのだが、最後、一番上の「自己実現の要求」までには達していないという。
なぜかー社会でも、いわゆる一般の学校でもその(自己実現)ことを、本来なら人類の根本的な、言葉を替えれば、「一番重要なところ」を教えてはくれないから、だという。
「自己実現」をして生きている(た)人の例としては、
マザーテレサ、ガンディー、など。
しかし、普通(これらの人々に比べて)の生活を送っている私達が果たして「自己実現」という観点から人生を送っていくことができるのだろうか。
できる。
方法は、
「自己を静寂において、対話すること」によって。
今週はメディテーションへ行く時間がとれなそうなので、以下の1分メディテーションで
自分を繋がっている。
Being at Peace - A Time For Healing Meditations by Anthony Strano
スペースを空ける3:中村あやえもんさんと高校時代
夢をかなえるゾウ、パソコン一つで世界を舞台に仕事をしている方々。
以前、日本で息がつまりそうだった私には、そんなことをして生きていけるなんて思ってもみなかった。
サラリーマンと専業主婦(パートはたまに出ていたけど)の両親のもとに何不自由なく育った私。
とくに家族内に問題があったわけでもなく、金銭的に困ったこともなく育った。
だけど、進学高校に入ったあたりから雲行きが怪しくなった。
学校がつまらなかった。
公立の中学から入った私立のお嬢さん学校では、「エルメスの腕時計」を当然のように学校にしてくる子もいたし、なにしろ価値観が違いすぎた。
慶応大学に入って、お金持ちの坊ちゃんと結婚が夢!みたいな。
それでもなんだかんだと自分なりにはがんばっていた。バンドをやったり、背が高い、というだけでバレーボール部に入ったり。
でもいつだったかな、高校2年生の頃、学校に行きたくなくなった。
2-3日学校を休んでまたいったから、不登校、ということにはならなかったけど、まさにそれだったのだと今では思う。
そのとき「自分はなぜ学校に行きたくないのか、どこがどんなっているのか、学校に行かなくても他にも生きていく道はあるのか」
なんて考える余裕もなかったし、もちろん家族だってそんなに深刻に考えていなかったと思う。
そういう風に考える心の余地自体が皆無な時代だったのだろう。
そう、「本当の自分は何をすると幸せなのか」
「それを世の中に提供して、生きていく道は実はあるんだ」
と、高校生の頃の自分に言ってあげたい。
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本の内容は深い。
中村あやえもんさん自身の経験と実践に基づいた
「自分の生き方」を提供するビジネス。
私の求めていたものはまさにこういうことなんだ、と実感した。
巡り合って、気がついたのだけど、このブログ去年の12月で最終更新だったようだ。
引き続き、Twitterなどで追いかけていきたい。
スペースを空ける2:夢をかなえるゾウ
ロンドンに旅行中、キンドルにダウンロードしておいた本を読みきった。
会話に笑える(!)ところもあって、一気に読んだ。
この本:
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関西弁のゾウのガネーシャがいろいろなポイントを夢をなくした若者に託していく話。
全部のポイントはさておき(巻末にすごいことにポイントを網羅したサイトを発見!)、
私が「うーむ」とうなったところは以下:
「成功しないための一番重要な要素は、『人の言うことを聞かない』こと。」
変わりたい、と思って、いままで変われなかった。ということは「自分の考えにしがみついているから」
まさにそう!アインシュタインも言っていたように、同じやり方をして、違う結果をだそうとするのは?
- 一日何かをやめてみる。 (これがこのポストの題名)
頭の断捨離とはこのことで、新しいことをやろうとしても、日常の行動にすきまがない ほ ど、(どうでもいいこと)が詰まっていては何もできない。
手始めに、読んでもいないメルマガや、ブログアップデートを削除してみた。
- 身近にいる大切な人を喜ばせる。
これもおろそかにしがち。。
- 求人情報誌を見る。
どんな仕事でもやってみなければ分からないから。
この本に大学を卒業する前に出会っていたかったなー。
- やらずに後悔していることを今日から始める。
自分のその中の一つは、「旅行」。
そして起業。
- 人の成功をサポートする。
これがあってるとか、あってないとかはまた別のこととして。
このガネーシャの上げたポイントのほとんどを自分は実行していなかった。
とくに、自分の望みばかり、引き寄せばかりで、(そう、前にも書いたけど「自分」「わたし」)
自分の周りの人々に「何をどれくらい提供してきていただろうか」
ここに今年2017年のキーポイントがあるように思う。
だから素直し実行していく。
こうご期待、ガネーシャさん。
注:ガネーシャの本はこのあと2冊でているらしい。
あいにく1冊目しかキンドルで読めないのだけど、2-3冊目の要約を出しているサイトを発見。
そして、このブログの運営者の方もまたおもしろい生き方をされている。
なんか、(完全に一方的だけど)こういう出会い、うれしいな。
スペースを空ける1ーそれは芋づる式に始まった。
新年明けてから、キンドルのおもしろい本だけでなくて、ブログにも芋ずる式に出合うようになった。
最初はこのブログ:
神谷純平さんの物語もすっごい面白いのだけど、それよりも、もっと感激したのは、
「彼の信条と自分のそれが似ている!」ということ。
以下メルマガより:
*神谷純平が次世代の子供たちに伝えたいことはこの5つです。
1、世界中で好きな時に好きな場所で笑って
ご飯を食べる生活が出来る力を持つこと
2、場所や組織に捉われることなく、
自分の人生を描けること
3、どんな時も余裕を持ち人に優しくすること
4、実現を通して可能性を世の中に広めること
5、大切な人が苦しんでいる時にすぐに
飛んでいける時間と経済力を持つこと
これを生まれてくる子どもに父親として伝えたく、
あーこういう人もいるんだー。
というか、自分ってすごい変わってて(理由:かなりいろんな仕事を経験した、集団生活になじめなかった、自分じゃない人のふりを無意識のうちにしていた)、だから回りになじめない、とずっと思ってきたけど、
ただ単に、
同じような考えをする人たちに会わなかったからなんだ!
そうかー。。。
もっと前にこういう彼みたいな人に出会っていればなー。
でも今からでも遅くない。
そうだよ。
助走する。
気がつけば1月も、もう10日。
明けまして、おめでとうございます。
昨日から学校も始まり、また「普通」の日常。
元旦は、思いがけず主人の実家で親戚一同と会食。午前中に慌しく、お雑煮を作って食べた後、「ロースとビーフ」で新年を迎える。
私自身は違和感あったけど、これも家族のためと、終始笑顔で接する。笑顔をがんばりすぎたのか、帰るころには頭痛と喉が痛くなってきた。家に帰って早々にベッドに潜り込む。
2-4日、子供達も風邪でダウン。長女は冬休みが始まってからずっと風邪が治らない。
5日、ようやく風邪も少しおさまったところで、念願のロンドンへ!
ロンドンは、大学卒業後、2年間留学して住んでいた懐かしい街。
それもずいぶん前のことなので、その変わりようも自分の目で見てみたかった。
偶然格安の航空券がみつかったので、今回は3泊4日の旅だ。
ロンドンへ到着してまず感じたこと。
寒いー空気も、人も。。。
いつも親切なアイリッシュの人々に囲まれているせいか、普通に話していても怒っているようなイギリス人に接して、「ああ、昔もこんなんだったな」と妙に懐かしくなる。
と、同時に「小さい子を連れてきてしまってこの旅大丈夫かな」と不安になる。
その日の夜、下の子は出先で吐き、具合も悪くなる。
2日目:気を取り直して TubeでNaturalHistory Museumへ出掛ける。
博物館に入るのに、列ができていて、さすがロンドン(あ、東京も同じだね)。無料と云えど、その展示物の多さ、豪華さに圧倒される。ロンドンにはありとあらゆるものの「博物館」があって、イギリス人は「世界中からものを集めてきて、人に見せる」のが好きな人なんだなあ、と感じる。
歩いてHarrodsへ。特に感激したのは、普段なら見られない、触れられない、超高級品がおいてあったこと。フェラーリの小型スーツケース、四千ポンド(日本円なら50万円ぐらいかな)。
空でもずっしりと重いそのスーツケースを持って、こういうものを買う人もいるんだーと感激。
3日目:荷物をニュースエージェントに預けて(こういう便利なサービスもロンドンにはあります)、コベントガーデン、ウエストエンド、チャイナタウンへ。
今回はミュージカルを娘に見せてあげたかったkど、機会が取れず。チャイナタウンでは、留学時代によく行った、「安い、失礼、でもおいしい」中華料理店をまたみつけて感激!
さっそく家族を促し昼食をとる。
4日目は日曜日で、ロンドンから空港までの列車がないこと、朝早いことなどを考慮して、その日のうちに空港近くのホテルへ。
最初は、ビッグシティーで、ダブリンからみると、いろんな人が住んでいて、にぎやかで、冷たくて、少々びびっている自分がいた。
でも帰るころには、「また絶対来ようね!」と娘と固く誓い合い、ロンドンを後にした。
あーだから旅っていいな。